トラウマと向き合う勇気を持ちたい
こんにちは。
不安障害の方は中々よくなりませんが、自分なりに相談できる場所を増やしていってます。自分は学生なので学内の相談室に行ったり、数年前にお世話になったスクールカウンセラーの方にまた連絡を取ったり。
頼れる人、話を聞いてくれる人は多い方が良いと思ったので。
そんな中で、気づいたことがありました。
自分は小学生の頃の出来事をきっかけに対人関係の不安を抱えるようになったわけですが、その出来事をカウンセリング等で打ち明けるのがどうにも苦手でした。
トラウマだから思い出したくないのもありますが、何よりとても恥ずかしかったんです。
自分の中には、本当は強い自分がいると思いたかったので。挫折の過去なんて汚点でしかない気がしました。
(そういえば不安障害になった人の特徴に「弱い自分を認めたくない性格である」ことが多いそうです。
過去にこんなことがあったんだから自分なんて駄目だという自己卑下と、大丈夫、自分は強いんだから気にするなという自己肯定が同時に加速していって、大きな自己矛盾を抱え込んでしまいどうしようもできなくなった人は多いのではないでしょうか。
一種の完璧主義ともいえるかもしれません。)
汚点なんだからそんなものを直視して自覚なんてしたくない。できればこのまま忘れてしまいたい。
だから人にも話したくない。
そんな気持ちをずっと拗らせていたので、一番打ち明けなきゃいけないことを隠していました。
でも最近、自然と話せるようになっていることに気付きました。
理由は判らないけど…話さないで苦しむことに耐えられなくなったのかもしれないし、不安障害の診断を貰えたことで「病気なんだから治そう」と強く思えるようになったのかもしれません。
カウンセラーや医者以外の人にカミングアウトするのは正直まだこわいです。
(学内の相談室から、専攻の教授にも打ち明けた方がいいと言われてまして…)
でも何もしないよりずっと良い。
つい悪い結果ばかり想像してしまいますがそうなるとは限らない。
だからきっと近い内に教授にも打ち明けると思います。
こんな考え方ができるようになるだなんて、自分にとっては大きな前進だと信じたいです。
ドストエフスキー著「地下室の手記」には「意識しすぎるのは病気である」と書かれていた。
そうなんです、病気なんです。
だからきっと(完治までいかなくとも)症状を軽くしてうまく付き合う方法だってあるはず。